《MUMEI》
交換留学生は突然に…
.




…………まあ、



そんなこんなで、



いろいろあった、わたしと義仲は、



めでたく(?)付き合うこととなり、
(↑詳しくは『ウラオモテ 第一部』をご覧あれ!)



無事、2年生に進級して、



また、同じクラスになり、



安穏(??)とした毎日を送っていたのだけれど、



まさか、この先、



あんなことが待ち受けているだなんて、



呑気なわたしたちは、



1ミリも、想像していなかった−−−−。





******





それは、ホントに、突然だった。



いつもの朝。

いつもの教室。



なんの変哲もない、ショートホームルームで、


「いきなりですが、交換留学生を、紹介しま〜す」


教壇に立っている担任の先生、後藤のおじいちゃんが、死にそうなくらいか細い声で、そんなことを口にした。


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