《MUMEI》

そう言って、視線を落とす帝の姿は、悔しいほど綺麗で、自然と見つめてしまう。

「べ……別に寒くねぇよ」

俺はそれだけ言って帝の手を振り払うと、部屋をでて、リビングへと向かった。

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