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《MUMEI》 何であたしがコイツを尊敬せなあかんねん‥。 いくら命令やからて困るっ‥。 確かに、アンタの事は凄いて思てるよ？ 頭ええし、何でも出来るし。 ほんでも‥そこまでせなあかんかなぁ‥？ あたしが悪いねんけど‥。 「お嬢様？」 「‥‥‥絶対せなあかん‥？」 「命令ですから」 「ぅ‥」 それ言われたら勝目ないやん‥。 「それとも僕から──」 「ひっ‥！？」 それだけは堪忍ッ。 「‥あの‥」 「いいですよ？ して下さるまでいくらでも待ちますから」 「‥んなッ‥」 このＳ執事〜ッ‥。 前へ |次へ |
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