《MUMEI》

そうして食パンマンは、一夜の過ちが元で、ヒーロー失格の烙印を押された。



いま目の前に居るのは、その時の因縁の女だった。





おでん君「おまちど…」



ドキンちゃんが注文したおでんが盛られた皿と、缶ビールが差し出される…。



ドキン「わぁ(笑)美味しそー!


たまにはこーゆー屋台で食べるのもいいわねぇ


じゃ、いただきま〜す」



ドキンちゃんは大はしゃぎで缶ビールを開け、飴色になるまで味の染みた大根からパクついた。



S専務「僕にいったい何の用だ…?」



食パンマンは、出来れば関わりたくなかった突然の来客に、あからさまに嫌な顔をした。

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