|
《MUMEI》 …同時刻…陛下の寝 室の扉の前で、ショ ウは深い溜め息を付 いた。 意を決して、扉をノ ックする。 『入れ！』 陛下の声に促され中 へと足を進める。 『…逃げずに、良く 来たな？ショウ！』 陛下は、サイドテー ブルの上のワインを ２つのグラスに注い だ。 そして、片方をショ ウの前へと差し出し た。 『ショウ、先ずはこ れを呑め！そんな固 い表情では、愉しめ んぞ？』 『………陛下』 『フッ、男と寝るの は初めてか？ショウ ？』 陛下は、愉快そうに ショウの反応を見る 開発されたばかりの 貴重なヒトガタの花 を１体譲り受けた。 その見返りとして陛 下の出した条件が… ショウを抱く事だっ た。 前へ |次へ |
|
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |