《MUMEI》 「なぁ‥まだ着かへんの‥?」 どんだけ歩かすつもりなんよ〜‥。 「お姫様抱っこ、して差し上げましょうか?」 「いえっ‥」 歩いた方がマシや‥。 「後どん位歩くん‥?」 「もう少しです」 出た、得意技。 「さぁ、着きましたよ──」 「‥?」 ぇ‥‥‥ほんまにここなん‥? 「‥‥‥な‥」 何で教会‥!? 「さぁ、行きましょう」 「『行きましょう』やなくてっ‥」 ここデートで来るとこちゃうやんっ‥。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |