《MUMEI》 ・・・・青年たちの物語がひとつの終わりへと収束してゆく。 それは、求めようが求めまいがやってくるもの。どんな結果であろうとそれは手のなかに収まり、いつのまにか手にしている。 求めるもの、それは己の身に合った幸福であり、己の身に余る幸福であったりする。理想や夢と言ってもいいだろう。大小違えど、それは誰しもが持つもの。 手にするもの、それは千差万別でありながらも誰もが平等に与えられ、不平等な結末を突きつけるもの。 求めるもの、手にするもの。 そしてある兄妹にもひとつの終わりがやって来ようとしていた。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |