《MUMEI》

ジャムおじさんは、夜景を見つめながら窓辺に佇んでいる…。



J社長「朝が来ない夜はないさ…。」



ジャムおじさんは、ポツりと告げ足した…。



(朝が来ない夜はない…。


…深い言葉だ…。)



アンパンマンは、社長の言葉に秘められたメッセージを心のなかで反芻する。



(この100年に一度と云われる不況も、やがて過ぎ去るだろう…。


それと同じく、今は苦境にあえぐジャム食品株式会社も、いずれ不死鳥のように蘇るはずだ…。


人の仲違いも同じ…


今は反発しあう僕ら二人の友情も…


時が経てば、再び元の輝きを取り戻すことだろう…。)

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫