《MUMEI》

アンパンマンは、ジャムおじさんから贈られた重い言葉に、感謝の念を返す…。。



そんなときだった…。



J社長「で…?


…話は変わるが、内部告発者のほうは当たりがついたのかね?」



社長は、窓辺で振り向くと突然話題を変えた。



今しがたの優しい笑顔は、その表情から消え去っている…。



ギラリと光るその眼は、企業経営者の厳しい眼差し、そのものだった。



A常務「ぁ……はい…。」



アンパンマンは、一瞬その切り替えの早さに戸惑いながらも、素早く脳内のスイッチを切り替える…。



途端にその表情も切り替わった。



追憶の彼方にあったヒーローの笑顔から…



冷徹な会社役員の顔に…。

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