《MUMEI》

そんな時だった。


「Hey you !」
(おい、お前!)


「ああ?!」


右往左往する俺に、
俺をマークするどでかい男が話しかけて来た。


何ヵ月か滞在していたおかげで、
多少は相手が何を行っているのか理解出来る。


「Japanese is good for nothing.

Are you be useless in this place?」
(日本人はくだらないな。

お前、此所にいる意味無いんじゃないのか?)


「はあ?」


何抜かすんやコイツ…。


「Hahaha,Japanese is short.

What can such you?」
(ハハハッ、日本人は小さい。

そんなお前に一体何が出来るんだ?)


「What ?」
(何だと?)


挑発だった。


普段なら直ぐにそうだと分かる。


なのに、上手くいかない自分に苛立っていたせいか、
俺は完全に自分を見失っていた。


「Not look down on !」
(なめんな!)


俺は完全に、挑発に乗ってしまった。

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