《MUMEI》 間抜け理事長と鬼畜校長4「じゃあ、何だよ」 「鳳凰学園は、山奥の、閉鎖された男子校だった」 「はぁ?」 いきなり昔話かよ 「最初の目的は、世間と隔離して、優秀な人間を育てる為で まぁ、見てもわかるように、今も設備は整ってるし、カリキュラムはしっかりしてるし、教師陣も優秀だし、優秀な卒業生も多くいる」 「だから?」 今度は学校自慢かよ。 「だが、問題が発生した」 「…何?」 思わず、ゴクリと唾を飲み込んだ 「……バイとゲイが九割」 「へ?」 「つまり…」 バタン! 「楓ー!説明終わった?」 意外と早く復活した誠治さんが、空気を読まずに出てきた どうやら隣はシャワールームだったらしい 「い・ま! 肝心な所だ」 「痛い痛い痛い!」 …うん 楓校長の力… 全く遠慮無いね! 『誠治はMだから、彼氏はきっと鬼畜ドSよ』 お袋大正解! とりあえず、話が再開されるまで待つか …茶、でもあればいいのに あ、リュックにあったかも 背負っていたリュックをおろした あったー! 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |