《MUMEI》
間抜け理事長と鬼畜校長5
あー、麦茶うまい!


「全くお前は…後でお仕置だな」

「い、嫌だ!」


ちょっと温いけど、仕方ないよな


「そうか、今がいいか」

「そんな事…ちょ、どこ触って」


コンコン


…ん?


「なぁー」

「体は嫌がってねーじゃねーか」

「あ、そ、んな…っ」


コンコンッ





しょーがねーなー


「はい?」

「…誰?」


…そっちこそ誰だ?


扉を開けたらそこには女の子みたいな美少年がいた


もーまた美形だよ!


何だよこのイケメンパラダイスは!


「ねぇ、聞いてる? 俺、理事長と校長に呼ばれて来たんだけど」

「そうなのか!?」


チラッと後ろを確認してみる


…まだイチャイチャしてやがる


「ちょっと待ってろ。あ、向こう向いててくれ」


美少年に回れ右をしてもらった後…


「仕事しやがれバカップル」


スパーン! スパーン!


履いてた来客用スリッパでダメダメな大人二人を思い切り叩いてやった


「おーい、もういいぞ」

「あ、あぁ…すごいな、お前」


大人しくなった所で美少年を呼ぶと


振り向いた美少年は、何故かキラキラした目で俺を見ていた

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