《MUMEI》

ジェイミーがマーケットの中で僕を見つけて声をかけようとしたら、僕があの店員さんにはなしかけられていたのを見ていたらしい。

ジェイミーも同じ人にしつこくナンパされた事があって、それを見てイラッとしたらしく仲裁しようと近くまで寄って行ったら、カートの下からくるみちゃんが飛び出してきたんだとか。


「ナイトのチビちゃんに受け入れられたのもラッキーだったな♪」

その後に公園でジェイミーが話しかけてきたんだよね。

そのマーケットの件のようにくるみちゃんがママを守ろうとして攻撃してくるかとな思ったけど、案外すんなりと打ち解けてくれて内心ホッとしたんだとか。


「それにしても…何で子供がいるの?まさかアキラが産んだワケじゃないよね?」
「違うよ///…彼…克哉さんの歳の離れた弟なんだ」

そう言うとジェイミーは納得したようにうなづくと、僕に寄りかかってきた。

「僕も…そろそろ子供が欲しいなぁ…こんな歳だし」
「まだ若いよ…僕は…生き急いでるだけ…」

バスタブの中でジェイミーを抱きしめると、手がジェイミーのモノに当たった。

「あっ///…ゴメン」
「ん///いいよ…僕の背中にキミのがずっと当たってる///」
「ぁ…///」

バスタブの中で寄りかかられ、頬に何度もキスされて、ジェイミーの細い指で喉の辺りを撫でられると、猫でもないのにゴロゴロと喉を鳴らしたくなるくらい気持ち良かった。

「アキラのはさ…こっちの人と比べて堅いんだよね〜♪」
「ぇ///そうなの?」

堅いって///…でも、そういう気もする。

克哉さんはハーフだけど、僕のと比べたらやっぱり柔らかいかもしれない。

だからあんなに息を飲むほど大きくても、なんとか入っていくんんだろうな…。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫