《MUMEI》
幸福
「親は、お前に不幸を与えたかったわけではない。むしろ、幸福を与えたかったろう。」

「お前は運命をにくんでいるだけ、だろ?」

「・・・!」








「子供を育てるのは金がかかる。親はお前のために借金したんだ。」




「・・・」



「逃げてちゃなにもない。」



そう言い中里は消えた

前へ |次へ

作品目次へ
ケータイ小説検索へ
新規作家登録へ
便利サイト検索へ

携帯小説の
(C)無銘文庫