《MUMEI》 切迫した息遣いが交互に溢れる。 ニーソックスに親指が入りきり、中指はパニエに伸びてゆく。 「……ア」 つい、音が漏れる、もう片手は開けた胸元に配置されてた。 ……クチュ 捕まえてた手から腰を揺すって急かされた、聞いた方が恥ずかしくなるくらい尖端に水分が溜まる。 雨のように掌をしとどに濡らす。 「二郎が触れたとこから、洗われる。」 そんなやつの言う世迷い事に、オとされてしまう。 「……全身、綺麗になりたくない?」 付き合いたくなる。 指が、腿で停滞してることに苛々する。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |