《MUMEI》 「あ……冷た……」 パニエの奥に届けられた、まだ知らない感触。 キスがまだ続いているみたいだ。 垂れてゆく、ひんやりしたもの……くちゅくちゅと七生の指が押し寄せてくる。 「……ふ あっ、」 別の指が隙を見ては柔らかい部分を強張らせて、乳首へ舌を転がす。 七生の肩にしがみついて外側と内側で伝導させる。 脳が掻き混ざり、痺れ、喋れない。 「“お守り“使うよ?」 答えられない分は、力を込めて肩を握る。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |