《MUMEI》

「もぉッ‥」


結局は自分の都合やん。


ええように振り回すんやからぁ‥。


「ゎ‥!?」


ちょッ‥真っ暗やん‥。


「〜〜〜!!」


「では一応スタンドだけつけておきますね」


「いきなり明かり消さんといてや‥もぉ‥」


ビックリするやん‥。


「暗いのは苦手ですか?」


「‥だって恐いんやもん」


「そろそろお休みになられた方が宜しいですね」

「無視かいな‥」


ていうか‥この状況でどないして寝ろ言うねん‥。


「──てアンタ何する気!?」

「いつもの事です」

「移るよ!?」

「構わない」

「ちょっとは気にせんかいっ」


「──お休み、ルリ」


休めるかぁぁッ‥。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫