《MUMEI》
起床
アティは目を覚まし首を触るそこには刻印が宿っていた

「夢じゃなかったんだ…」

「夢じゃないぜ、嬢ちゃん」

何処からかアルテマの声が聞こえてきた

「アルテマ、何処にいるの?」

「嬢ちゃんの中さ」

「そっか」

「誰か来る…」

アルテマがそう言ったと同時にアクトが部屋に入って来た

「姉さん、起きて大丈夫?」

「うん」

「良かった」

「アクト、服着替えるから外で待ってて」

「うん、わかった」

アクトはそう言って部屋をでたそしてアティはベッドから降り服を着替え部屋の外に出た

「アクト、あれからどうなったの?」

アクトはアティが眠っている間にレジュが冥府に帰った事や街の復興がかなり進んだ事話した

「そっか〜」

「リツさんが姉さんの事を心配してたよ」

「リツにお礼言わなきゃね」

2人は騎士長室につき扉を開けた

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