《MUMEI》 見張らんでええから眠らしてくれへんかなぁ‥。 「眠れませんか?」 「‥うん」 アンタのせいでな‥。 「薬の効きが悪いんですかね──」 せやからアンタのせいやてば。 「どうしましょうか──」 「あたしに訊かんといてや」 ていうか、たぶん独りやったらすぐ眠れると思うんやけど。 アンタのお節介、嬉しいけどな? 何ていうか──‥何やろ。 「〜〜〜‥」 ‥分からん。 「僕は分かってますよ──」 「ぇ‥何を!?」 「さて、何でしょう」 「‥いきなりクイズかいな」 「制限時間は30秒」 「短ッ‥!!」 短いわ考える時間っ。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |