《MUMEI》 どこかも分からない土地 しかし見渡す限り花畑が広がっている。 そんな中幼い声が聞こえた。 「待ってぇ月快くん!」 真っ赤な可愛いらしい女の子の洋服を着た塁羅は少年を追っていた。 しかし塁羅の姿は今とは違い凄く小さく、3、4歳ぐらいに見えた。 少年は首下に髪を1つに纏め、塁羅の呼びかけに反応せずにただ走っていた。 塁羅はむぅと可愛らしく頬を膨らませ、魔法を使い空を飛んで少年に近づき背中に抱きつきそのまま花畑に押し倒した。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |