《MUMEI》
11話 久し振りのデート
今日は、快気祝いて事で──遊園地に連れて来られとる。


「──さて、どこから回ろうか」


「ほんまに来てもうたわ‥」


「ルリ?」


「へっ、何‥?」


「どうか──」


「ううんっ、してへんっ‥」


こないして出かけるんは久し振りや。


今日はちゃんと──デートて感じする。


やっぱデートはこうやないとな♪


「──!?」


連れて来られたんは、ティーカップのとこやった。


「これ乗るん‥?」


「ぁぁ」


「何でティーカップ──」


「なら──あれにするか?」


「ぇ」


ジェットコースター!?

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫