《MUMEI》
ギルディアス
アルテマは話しを続ける

「まだ、ガシュアとガレクトスとしか戦って無いだろ?騎士の嬢ちゃん」

「えぇ」

「ギルディアスには気を付けろよ」

「ギルディアス?」

「ガシュアやガレクトスは低脳な生物に寄生した状態だ、だがギルディアスは死竜、龍神に寄生した状態の事だガシュアやガレクトスとは桁違いの力を持っている、まぁ出逢ったら死を覚悟した方が良いぜ」

そう言うとアルテマは鼻で笑った
その時黙っていたアティが口を開いた

「アルテマ…」

「なんだ、嬢ちゃん」

「アルテマは何でそんなに冥府の事を知っているの?」

「俺様は元々冥府にある山にいたんだが冥府の奴らに捕まって施設に連れていかれて実験材料にされた時に冥府の学者から奪った知識だ」

「そうなんだ」

「納得したか?」

「まぁね」

そして部屋が沈黙に包まれた

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