《MUMEI》
これからの予定
リツは沈黙を断ち切るように口を開いた

「そうそう、2人はこれからどうするの?」

「アクト、どうする?」

「僕は、姉さんについて行くよ」

「ん〜、一旦死界に帰って報告しようと思うの」

「わかったわ、それでいつ死界に帰るの?」

「明日、レミールに乗って帰る」

「そっか、まぁ今日はゆっくりしてね」

そんな事を話しているその時、1人の騎士が部屋に入って来た

「騎士長、報告します」

「どうした?」

「龍に乗った男女が騎士長と客人に会いたいとの事です」

男女は既に騎士が報告している後ろに立っていた
その男女を見てリツは騎士を下がらせ、アティとアクトは呆然としていた

「お久しぶりですリツさん」

「久しぶり」

「久しぶりね、ウールにザルエ」

「何で2人がここにいるの?」

アティの問いかけに2人は少し暗い表情で答えた

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