《MUMEI》
鳳凰学園男子寮5
「先輩…暗いです」


薄暗い室内が、広いのだけはわかるけど


「そこに鍵を差し込んで、主電源入れてみな」


…やっぱり、ホテルっぽいな


「誠?」

「あ、はい」


ガコ!


「眩し…!」


突然明るくなったから、目がチカチカした


やっと慣れた俺の目に入ってきたのは


…モデルルームのように綺麗で機能性がありそうな、部屋だった


「台所スゲー!」


うちには無いオーブンや食器洗浄機まで付いてる!


「おぉー!」


洗面台にシャワーが!


洗濯機、流行りのドラム式洗濯乾燥機だし!


風呂、広っ!


「ひゃっほー!」


ベッドも広いしふかふか!


「…飛び込むか? 普通」


虎之介先輩は寝室の入口でクスクス笑っていた


「飛び込むでしょ!普通!」


笑顔で即答した


「まぁ、気に入ったみたいで良かったよ」


そう言った虎之介先輩の顔は


少し、赤くなっていた


「先輩?」

「じゃあ詳しく説明するから、あっちのソファー行くぞ」

「あ、はい」


ソファーに座った頃には、虎之介先輩の顔は元に戻っていたから、それ以上追及しなかった

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