《MUMEI》
鳳凰学園男子寮6
「この建物は、十二階建てで、一階はフロント・ロビー・寮管室がある。

寮管室には、門脇さんと息子さんがいて、そこで生活もしてる。

二階は、中等部用食堂。

三階が、俺達が使う高等部用食堂。

食堂は、朝六時から、夜十時までやってる。

基本三食用意しといてくれるから、いらない時は内線『3』番に連絡する事」

「ちょ、ちょっと待って」


メモメモ!


書かないと忘れる!


「誠は頭いいからこの位大丈夫じゃないか?」

「俺は努力タイプなの!」


勉強頑張って成績キープしてんの!


「ちなみに運動神経は?」

「あ、それは多分生まれつき」


それは、人よりあると自覚してる





あれ?


「何で虎之介先輩、俺の成績わかるの?」

「成績良くなかったら、特待生になれないだろ」

「あ、そっか」

「それに、十二階は、成績優秀者しかいないから」


「だから、部屋が豪華なの?」

「あぁ。それに、一人部屋なのもここだけだ」





頑張って良かったー!


「ちなみに、各学年五人までで、誠はギリギリだ」


あ、危ねー!

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫