《MUMEI》
ザルエとウールの目的
「冥府の王…メフィトスがギルディアスを引き連れて死界に侵攻してきた」

「そんな…」

「アティ!」

ウールは倒れそうになったアティを抱きとめた

「アティ、レジュは関係ないわよ」

ウールがそう言うとアティは少し安心したようだった

「アルテマ、メフィトスはギルディアスに必要な龍神と死竜はどうやって入手してるんだ?」

「奴は冥府にいる死竜を捕獲してギルディアスを造っている」

「ひ、酷い…」

アクトは口を手で覆った

「仕方無い事なのさ奴らにすれば死竜は実験材料でしかないからな」

「それで、ギルディアスは何体居るんだ?」

「詳しくは知らんが十数体だと思うが」

「そうか…」

「ところで、ザルエ死界にいなくていいの?」

「死十神達が頑張って抑えてくれている」

「そっか〜、それでここにきた目的は?」

「アルテマと血の契約をはたしたアティとアクトを連れて帰るためだ」

「何でその事知ってるの?」

アティはなぜという顔をして問いかけた

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