《MUMEI》

何気に気になってもうて‥あれからずっと寝不足なあたし。


「ふぁぁ〜‥」


眠っ‥。


──今日が休みで良かったわ。


せやけどアイツ──起こしに来ーひんなぁ。


いつもやったら──


『おはようございます』


勝手に部屋入って来て──そない言うはずなんやけど。


「おはよ〜‥‥‥て‥あれ?」


やけに静かやと思てたら‥アイツ朝っぱらからどこ行って‥。


「おーい‥?」


また庭にでもおるんか?


「しゃーないなぁ‥」


「──何がです?」


「きゃあ!?」


どっから顔出してんねんっ‥。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫