《MUMEI》
美海のおせっかい
『海里〜お前、変わ
ったよなぁ…』

タク友の大介が言う


『久々に学校来たと
思ったら…イメチェ
ンしてるし、転校生
かと思ったよ。』


そう、僕は今までの
容姿を変えた。

花音そっくりの顔を
隠す事を止めたのだ


周りは、騒がしくな
ったけど…僕は僕で
あれば流される事は
無いんだ、と知った


『アイツのお陰かな
〜?』


『え、海里、何か言
った?』


『いや、何でもない
よ』


…ヴヴッ・ヴヴヴッ…
携帯のバイブが鳴る


『……美海?』


『あっ海里ちゃん?
今直ぐに学校を出て
!車回したから…』


『え、美海?ちょっ
…まっ』


ーッーッーッー…切れた!
訳も解らずに言われ
た通りにする僕。

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