《MUMEI》
夕食後
夕食後、ネオンは帰っていった。


…隣に。


ネオンがクーとアルゴンと三人で生活していたのは、一ヶ月程度で


その後、ネオンは一旦実家に戻り


両親と和解し


隣に引越してきたのだった。


それ以来、ずっと


ネオンはアルゴンの食事を食べに


それから、クーの顔を毎日見に来ている。


ちなみに、クーとアルゴンの両親は、既に他界しており


二人共、天涯孤独の身だった。


だからこそ、クーは家族を欲しており


アルゴンも、それは同じで


二人は、家族になれたのだった。


「…で、コイツ、どこに寝かせる?」

「コイツって…」


交代で風呂に入った二人は、少女を見つめた。


そこで、クーは、ある事に気付いた。


「君…名前は?」


クーの言葉に、アルゴンもハッとした。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫