《MUMEI》 あたしはいつものように、コートのポケットから携帯をだして、電源をいれた。 しばらくして、見慣れた液晶画面がうつった。 『新着メール 3通』 また迷惑メールか… そう思って、メールボックスを開けると、やはり3通とも迷惑メールだった。 やれ、胸が大きくなるだの、頭よくなるだの… くだらない。 こんなものにひっかかるなんて馬鹿だ。 迷惑メールを削除していると、今までの迷惑メールとは少し違った雰囲気のメールを見つけた。 『あなたの望む世界を造りませんか?』 件名にはそう書かれていた。 開いてみると、ただサイトがはられてるだけだった。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |