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《MUMEI》 ｢お前って本当馬鹿。そういうとこが……｣ 乙矢も何か言いかけて口をつぐむ。 意味深だ。 ｢変な意味とかじゃないからな！ラブじゃ無い方！俺には愛する二郎がいるのだから！｣ あ〜、焦った。 ｢馬鹿は治らないよな。二郎も苦労しそうだ。｣ ごもっともです。 ｢次は、二郎の合格祝いだな。そんとき、恋人連れて来いよ！｣ ｢……考えとく。｣ うわ、めっちゃ乙矢の恋人見たい！ ……合格しなきゃ。 前へ |次へ |
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