《MUMEI》 凸面鏡のような覗き窓の視野のなかに、二人の恐持ての男が立っている…! その男達のスーツの襟元には、菱形の金バッジが輝いていた! おむすび「こ!コイツらは!?」 おむすびマンは、その金バッジに見覚えがあった。 それは以前、『潜入!極道達の25時!』のルポ取材で見たことのある、日暮里に拠点を構えるヤクザの代紋だった! おむすび「バ!…バイキン組じゃねぇか!」 腰を抜かして後ずさりする。 ―――… ドン!ドン!ドン! かび1「開けろー!かびー!」 かび2「居るのは判ってんだ!かびー!」 バイキン組の構成員……かびるんるん1号&2号は、執拗にドアを叩き続けていた。 前へ |次へ |
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