《MUMEI》
翠眼
アティ達はギルディアスのいる場所に向かった

「アルテマ…これがギルディアス?」

「そうだ、嬢ちゃん死ぬなよ」

そこには騎士達の死体と人型の竜と体の半分が腐蝕した竜がいた

「さて、ウールは下がってくれ」

そう言ってザルエは赤紫の刃を持つ大きな鎌を取り出した

「いくぞ…」

そう呟いてザルエは人型のギルディアスに赤紫の刃を振り下ろすが ギルディアスは赤紫の刃を素手で受け止めた

「流石は竜だ少しは本気を出すか」

ザルエはギルディアスとの距離を置き古き死神達の言葉で小さな旋律を紡いでいくするとザルエの瞳の色が黒から翠に変わった

「翠眼、緑牙牢」

地面から無数の木の根が突き出てそのまま人型のギルディアスに巻き付き身動きがとれなくなってしまった

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