《MUMEI》 バイキン組が、おむすびマンの隠れ家を襲来する理由――… それは、あの女から預かった、例の圧縮ファイルが目的なのだろう。 つまり、あの男達に圧縮ファイルが渡れば、おむすびマンは既に用住み――…命の保証は無い。 その時、おむすびマンは直感した。 (あの圧縮ファイルをバイキン組に渡してはならない!) おむすびマンは気が狂いそうな恐怖のなか、とっさにノートPCに書きかけだったメールの続きを打ちこんだ! ――… カタカタカタ!カタカタカタカタ!! 額から冷たい汗を垂らしながら、おむすびマンの指先は焦々とキーボードを叩いた! 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |