《MUMEI》 ドキンちゃんは、その厚い胸板に横顔を埋めながら、食パンマンの乳首を唇でチロチロと弄んでいる。 ドキン「ジャム食品にとって、致命的なダメージを負い兼ねない情報よ…。 これが公になれば、アナタ達の会社は、間違いなく潰れるわ…。」 その唇は、甘い雰囲気に似つかわしくない話題を淡々と語り紡いでゆく…。 S専務「潰れるだと!? いったい誰がそんなデタラメな情報を…!?」 ――――…!! 食パンマンは、そこまで言いかけて、ハッと表情をこわばらせる。 S専務「!!……ちょっと待て…。 …いま、インサイダー情報と言ったな…?」 突早に発した自分の言葉に、自分の疑念を晴らす何かしらの糸口を見出したからだ。 前へ |次へ |
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