《MUMEI》

いままで愛欲の波間を漂っていた女の眼は、妖しく男を舐めあげる…。



ドキン「…やっと気付いた…?」



S専務「つまり……それは…」



ドキン「そうよ…。


近々、T物産を発端としたジャム食品の産地偽装工作の裏側を知る人物が、TVで全てを語ることになってるの…。


アナタの会社の内部情報に精通した人物よ…。」



食パンマンは、ゴクリと唾を飲んだ。



S専務「ソイツが……ウチの会社の極秘情報を、マスコミにリークした内部告発者…。」



ドキン「そうよ…。」



ドキンちゃんは小さな声で頷くと、再び食パンマンの胸に甘えた…。

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