《MUMEI》 1206号室の住人5松嶋本人は、相変わらず笑顔だった …何か、危なそうだなコイツ その目は獣のようにギラギラ光っているように見えた 「せー君、質問に答えて」 「せー君じゃない…です」 ついでに何でこんな近くに来るかな 「まーいーじゃん 答えてくれなかったらちゅーするぞー ほらほら」 「松嶋!」 「…っ…」 じょ、冗談じゃない! えーと、確か質問は、好きなヤツと嫌いなヤツの… 「ほらほらー」 松嶋の顔が近付く 「好きなヤツには厳しい! 嫌いなヤツは存在無視!」 ピタッ! 「…何それ…」 松嶋が固まった 「今だ〜!!」 虎之介先輩が、松嶋を勢いよく部屋の外まで押し出した 「と、虎之介先輩!?」 いつの間に復活? 「行くぞ誠、ついて来い!」 「へ? は、はい!」 何だかさっぱりわかんねーけど やっぱり虎之介先輩はこうでなきゃな! 前へ |次へ |
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