《MUMEI》

ドキン「それと――…」



S専務「………?」



ドキンちゃんは食パンマンの沈黙に乗じて、可笑しなことを話し始める。



ドキン「その、おむすび顔のフリーライターのことだけど…」



S専務「…あの野郎が、どうかしたのか…?」



ドキン「たぶん……。


…彼は、もうアナタ達の前に現れることは無いと思うわ…。」



S専務「!?……それは、どういう意味だ…?」



ドキン「…今頃は、もう………」



S専務「………?」



ドキンちゃんは、そこまで言いかけて言葉を濁した。



ドキン「ううん…何でもない…。


…後で話すわ…。」

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