《MUMEI》 ーーショウ!ーー 私は、どれ程お前を 好きだったろうか? 私は、どれ程お前を 信頼していただろう か? …もう、戻れぬ想い 『ショウ、過去には 二度と帰れないんだ よ。』 夢視が、キッパリと 言った。 『朱里…』 ショウは、頭を左右 に振った、嫌だ!と でも言う様に…。 『さあ、もう出て行 ってくれないか?』 ショウに背を向けて 冷たく言い放つ。 ショウは、項垂れて 部屋の外へ出て行っ た。 夢視は、その場に崩 れ落ちる様に座り込 んだ。 ハラハラと両目に涙 の雫を浮かべて… 前へ |次へ |
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