《MUMEI》

その組織の名を耳にした途端、食パンマンの吊り上がった眉の上に、更に深いシワが刻まれた。



S専務「僕も、旧共産圏で暗躍するマフィアの話を聞いたことがある…。


欧州諸国や日本のヤクザ向けに、麻薬や拳銃の密売を手がける組織だな…?」



ドキン「そう…。他にも人間の臓器の売買にも手を染めてるのよ…。


一旦そこに売られた人間は、小さな子供だろうと食肉みたいに捌かれてくわ…。


バイキン組の債務者は、最終的には切り刻まれて、そこにキロ単価で売られてくのよ…。」



S専務「………………。」


(ヘドが出そうな話だ…。)



食パンマンは絶句した…。



自分達の住む世界とは全く違う血生臭い現実が、目の前に居る女を介して、すぐ其処に拡がっていることに…。

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