《MUMEI》
初体験ー?
リュウと付き合いはじめてから1ヶ月。

季節は秋を迎えていました



「ねぇねぇ、」



「ん〜?」



「姫歌はさぁ、高校とかどうすんの?頭いいのに」



「えっ、あぁ〜まぁ一応K高校かなぁ〜」



「やっぱレベル高いんだね、」



「でもあそこけっこう荒れてるじゃん?」



「でもすごいよ〜、あたしなんかF高校だよ〜?」



「ま、いいんじゃない?チャライ人いっぱいいて」



「冷たいなぁ〜」



「だって、イオとは一緒の高校行きたいけどさぁー、やっぱレベル気にしちゃうし」



「どうせバカですよー」



「ま、バカだもんね」



「ひっど〜い!!もー姫歌のバカぁー!!!」



「あははははは」



いつもこんな会話ばっかり。

受験もちゃくちゃくと近づいてきていた

結局、私はイオと同じF高校を受けることに決めた。

期末テストも終わって、明日から冬休みを迎える日が、ついにやってきた

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