《MUMEI》

部屋でごろごろしてるとケータイが鳴った

着信
リュウ

なんだろ?



「もしもしー?」



「あ、姫歌?」



「うん、どしたの?」



「今、お前んちの前にいるんだけど、暇?」



「暇!!てか今行くね!!!」



リュウは家の前の道に立っていた

なんだかんだいって付き合ってみると自然とキスもできたし、

ほとんどユウがまだ好きなのにっていう罪悪感はなくなっていった



「なんでー?家って遠くない?こっから」



「いや〜、ちょっと話し合ったし、お前の顔見たかったから♪」



「照れるし〜」



「お前おもしろいな、やっぱ」



それから、結局リュウの家に行くことになった



「おじゃまします…」



「何緊張してんだ?別に誰もいねぇよ?」



「あ、そうなんだ」



「ま、とりあえず部屋行く?」



「うん!!」



意外とシンプル。

リュウのにおいがする。

リュウは飲み物をとりに行った

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