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《MUMEI》 番外編・CANDY PANIC『おや？シオン、何 を作っているんです か？』 煌は、魔法薬師の恋 人に声をかけた。 『あ、煌様。はい、 お客様に依頼された 《変幻のキャンディ ー》を作った所です の』 『ふーん。』 煌は、机に並べられ た色とりどりのキャ ンディーを眺めた。 『今度、パーティー の余興で使うそうで すの』 『楽しそうだね、何 に変幻するの？』 『ｸｽｸｽ、色んな動物 ですわ。食べてから のお楽しみです。』 そう言うと、シオン はラッピングの材料 を取りに部屋を出て 行った。 『これは、凛君に食 べさせて見たいです ね…』 そう言って、変幻の キャンディーを１つ 摘まんでポケットに 入れた。 前へ |次へ |
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