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《MUMEI》 『はい、カイル！』 目の前に差し出され たスープ皿を凝視す るカイル様。 …当然の反応ですね カイル様。 『なあ、凛、これっ て…』 『カイルの為に作っ た、俺特製のスタミ ナスープなんだ！』 善意の塊の様な笑顔 の凛君。 …さて、カイル様。 どうしますか？事の 成り行きをワクワク しながら眺めている と…不意にカイル様 と目が合いました。 『？？』 何やら、嫌な予感が しますが…。 ニィッ！と笑って スープ皿を持って私 の前に立つカイル様 ま、まさか！ 『ほらっ、狐、腹減 ってるだろ？食べろ よ、凛特製のスープ だ！元気が出るぞ』 …カイル様（汗） 狐（私）に、押し付 けましたね。 前へ |次へ |
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