《MUMEI》

…変幻してから時間
が経つのに、元に戻
りませんね…このま
まだったら、どうし
ますかね?


少し不安になる煌。
トボトボと歩いてい
ると前から見覚えの
ある人影が…。


…ラルムくん!!


ラルムくんは、私に
気付いて、走って来
る。


『わー、金色の狐さ
ん!』


…オヤオヤ、狐って
人気者なんですね。

ラルムくんは、私に
抱き付き、躯を触る


『わーモフモフだね
可愛い!』


…役得、役得(笑)
と…背後に悪寒が走
ります、まさか…!


『ラルムよ、何だ?
その狐は…』


『あっ、ギル様!』


…やはり、魔王様!
狐にまで、ヤキモチ
って…ちょっと、大
人気無い様な…。

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