《MUMEI》

「ゆっくりしといでな(^-^)」
「ありがとう(^-^)」

サンドイッチもそこそこにして、私は正門に向かった。
修ちゃんは…いた!

「修ちゃん!」
「紫乃。」

修ちゃんの目が…ニコニコしてる。

「なんやそれ、カワイイやんけ(*^^*)」
「ええ?ありがとう(*^^*)」

二人で教室に向かいながら話した。

「ごはん食べたんか?」
「うん。もう食べたよ。修ちゃんは?」
「俺まだ。腹減ったわ〜(;´д`)」

食事系のお店に行って、ごはんもの食べて、いざ、わが教室へ。
まだ混んでるけど、ちょっと落ち着いたかな。

「座ってて。なんか持ってくる(^-^)」

出入口の席に座ってもらって、コーヒーとお菓子を取りに行った。

「紫乃、彼氏は?」
「来たよ(^-^) 出入口の席におる。コーヒーとお菓子一式、持ってくよ。」

話もそこそこに、私はコーヒーとお菓子を持って行った。

「修ちゃん、ゴメン(^人^) 今日人多くて。あんまりおられへんねん。」
「ええで。俺も用があるし。帰りに桃姉と迎えに来るわ。メール送って。」
「うん(*^^*)」

お姉ちゃんに『帰りは荷物係兼運転、わかってるやんな(^ー^)』って言われてたもんなぁ…
(^-^;

「女の子はメイドさんで、野郎はホストか。」
「うん。」
「写真撮られたりした?」
「ううん。友達は写真、いっぱい撮られてるけど。」

私の嘘つき。ホンマはいっぱい撮られたけど、そういうこと言うと、修ちゃん機嫌悪なるから…
妬いてくれるんは嬉しいけど、怒ると後がタイヘンやし…

「どの子が撮られてるん?」
「あの子。深雪ちゃんてゆうねん。」
「ふぅん…」
「なんか、キョーミない返事。」
「だって俺、紫乃がカワイイから、あの子見てもようわからんし。」
「(≧▽≦)何ゆうてんの、修ちゃん。」

面と向かっては恥ずかしいやん
(//▽//)

「紫乃、紹介してぇや(^-^)」

啓子たちが近寄ってきた。
「うん。左から、啓子、かほりん、深雪ちゃん。」
「ども(^-^) 寺澤です。」
「紫乃、めっちゃかっこえぇやん(≧▽≦)、あんた顔で選んだやろ?」
「イヒヒ(≧m≦) ってちゃうがな(゜゜;)\(--;)」

窓側から吉田くんの声がした。

「こら、そこのメイドさんたち(* ̄O ̄)ノ しっかり働いてや!」

吉田くん、ブ〜
( ̄^ ̄)

「私ら、行ってくるわ。寺澤さん、ゆっくりしてってくださいね(^-^)」
「ありがとう(^-^)」

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