《MUMEI》

「紫乃も行っておいで。俺、これ食べたら行くわ。」
「(^人^)ホンマゴメンね。正門まで送る♪」

近くに啓子がおったから、修ちゃんを送ることゆうて、教室を出た。

「お前、声かけられたんちゃうん?」
「え?ううん(((・・;)」
「写真は?ホンマは撮られたんやろ?」
「撮られてないって(--;)」

ここで答えのチョイス間違うと、エライことになるからな…慎重、シンチョー。
あれ?…出入口のとこにいるん、佐藤くん…?
……何か、胸ズキンて…
今あんまり会いたくないカンジ。でもなんで…?
修ちゃんに隠れるように行こうとして、目合ってしまった
(>_<)
状況が呑み込めたらしく、佐藤くんは声もかけずに行ってくれた。
でも…なんか、怒ってる?

修ちゃんを正門で見送って、ひと安心
(^-^;
教室戻ったら、もう大分お客さんが掃けてた。
片づけがあるから、文化祭自体は15:00に終わる予定。

「大盛況やったな〜♪」
「そっちも、チビッコたちに大人気やったやん(^-^)」

着ぐるみカフェは、子供に大人気。
お菓子のカタチを動物にして、めっちゃ可愛いし、やっぱ着ぐるみが可愛いよ(*^^*)

「お菓子おいしかったわー(*^^*) みんな上手やなぁ(^-^)」
「ありがとう(^-^) 西浦さんのご指導サマサマやで(*^^*)」
「そんな(*^^*)」

あーぁ…結局お父さん、来んかったな…
(..)
昨日お母さんは来てくれたけど
O(≧▽≦)O
ホストたちに囲まれて、何ウレシイ顔しとんねん、オバチャン
( ̄▽ ̄;)

「ほら、お父さん。紫乃のクラスやで(^-^)」
「お姉ちゃん!」
「紫乃、お父さん連れて来たで(^-^)」
「お父さん、来てくれたん。ありがとう(^-^)」
「おぅ。」

お父さんとお姉ちゃんに席を進めて、コーヒーとチョコレートを取りに行った。

「お店大繁盛で、もうお菓子はチョコしか残ってへんねん(^o^;」
「おぅ。」
「お父さん…(--;) もうちょっと娘と会話しぃな。こんなに可愛いのに。なぁ、紫乃(^ー^)」
「お姉ちゃん、何ゆうてんの(・・;)」

この人らは…ここは家やないって
(--;)

「…(・・;)お姉ちゃん、修ちゃんと来るってゆうてなかった?」
「あ…(・・;) お父さん連れて来たし( ̄▽ ̄;)」
「もう( ̄^ ̄) 何やの!?」

慌てて修ちゃんに電話して、お姉ちゃんに謝らせて、修ちゃんとは家で合流することに。


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