《MUMEI》

小むすび「おっかしいな〜……父さん、どうしたんだろう?


メール送ったのに、ちっとも返事がこないや…。」



いぶかしげに呟く少年の名は“小むすびマン”



都内のハイスクールに通う、おむすびマンの一人息子だった。



小むすび「仕事が忙しくて、しばらく帰れないって言ってたけど、メールだけは毎日欠かさずに送ってくれてたのになぁ…。」



小むすびマンは、携帯電話を学生鞄の外ポケットにしまうと、自宅まで続く長い坂道を駆けていった。

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