《MUMEI》

「うん!ねぇテオルス私に何か用があったんじゃないの?」


「あぁ、卵を見せてくれないか?」


「もちろんいいよ」


雹里はテオルスの手を引きながら、ベッドへと歩いていった。


雹里は布団をめくりペガサスの卵を出した。


気のせいか卵は少し大きくなっているような気がした。


「ペガサスの卵は一週間後ぐらいで孵る、きっとこの卵も2、3日後に孵る」


「あと2、3日でペガサスに会えるんだ。私ペガサスに会うの始めて」


「多くの者は本でしか見たことがない」

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