《MUMEI》

「へぇそうなんだ、あっそうだこの仔の名前何が良いかな?」


「陛下が決めれば良い、俺にそう言うセンスはないと思う」


「そう?じゃあ生まれたらつけるね」


「あぁ」


すると


「ヒョーリ勉強は進んでいるか?」


ユリウスが部屋に入りながら言った。


しかしユリウスはテオルスの顔を見るなり目つきが鋭くなった。


雹里は慌てて卵に布団をかけた。

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